独身だったり、子どもがいない夫婦だったり、いわゆる「おひとりさま」は「終活」をしっかり行っておく必要があります。

子どもがいる人なら、残された人が困らないように葬儀のことや財産のことなどをエンディングノートに書いて残しておくだけでも足りるかもしれません。

ですが「おひとりさま」の場合は、そもそも後のことを任せられる家族がいないのですから、エンディングノートを書いて終わりというわけにはいきません。

必要なのは、万が一とのとき、家族の代わりに動いてくれる人間を確保しておくことです。

自分の身に何かあったらこうしてくださいという内容を決めておいて、事前に依頼しておくことが何よりも大切になります。

病気になってしまったり、体調が悪かったりしては「終活」どころではありません。

大切なのは元気なうちにあとあとのことまで準備をしておくことです。